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HOW TO GET TO WALES
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ウェールズは英国の中の一つの国です。
自然に恵まれた山あり谷ありの土地に音楽とラグビーを
愛する人たちが住んでいて、ケルトの古い古い言語を現
代に伝えています。
美しい自然と神秘的な文化を持つ国ウェールズの旅に、
これから向かいたいと思います。
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▼ウェールズの面積は約2万km2、四国より少し大きい。
▼人口は約300万人。うち3分の2が南部に集中しています。
▼首都は Cardiff 。1999年に英国議会から独立した議会が生まれました。
▼国歌は"Hen Wlad Fy Nhadau"("The Land of My Fathers")。ラグビーやサッカ
ーの「国際試合」 で聞くことができます。 歌詞>>>
▼国旗は上半分が白、下半分が緑の地に、赤いドラゴンが描かれたデザイン。
このドラゴンは紀元前にウェールズに進攻した古代ローマ軍の軍旗に倣ったもの
とも伝えられていますが、はっきりしたことはわかっていません。
英国の国旗のユニオンジャックの中にウェールズが反映されていないのは、この
旗がイングランドとスコットランドの連合の時にまず生まれてその後アイルランド
が加わった経緯のため、それ以前にイングランドに併合されていたウェールズは
イングランドの旗に含まれているという解釈になっているからです。
なお、ユニオンジャックの中の3ヶ国はそれぞれの守護聖人の旗の組み合わせな
ので、もしウェールズが加わるなら聖デイヴィッドの黄色地に黒十字の旗を組み
合わせるのが理論的には正しいと考えられます。
▼国花(国植物?)は daffodil ラッパスイセンと leek リーキ。
その由来はリーキが最初で、聖デイヴィッドが戦の時にウェールズ軍の兵士たちに
敵との区別をつけるためにリーキを身につけさせたという伝承から。
スイセンは、ウェールズ語のスペルがリーキと似ていたため派生的に国花に。
▼国技はラグビー。
▼最高峰は Snowdon (Yr Wyddfa) スノードン山 1085m。日本で言うと桜島より
ちょっと低いくらい。
▼ウェールズ語はケルト語の中のブリトニック語系の一つ。今も使われている中
ではヨーロッパ最古の言語と言われています。学校でも正規の授業になってい
て、今ウェールズ語を話せる人は人口では全体の2割程度。エリアでは北部と
中西部の広い範囲でウェールズ語率が高くなっています。
公用語は英語とウェールズ語で、標識や掲示なども二ヶ国語表記が基本です。
上の緑色の文字がウェールズ語、下の黒い文字が英語、のように。
▼守護聖人は聖デイヴィッド。3月1日が記念日。
▼通貨は英国全土と共通のイギリスポンド(pound sterling)。
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ACCESS TO WALES
ウェールズまでのアクセス
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鉄道で
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鉄道でウェールズに入るルートは大きく分けて3つあります。
London Waterloo 駅または Paddington 駅から一直線に首都 Cardiff に入る、南
ウェールズへのルート。このまま西海岸まで突っ切ると、アイルランドに渡るフェリー港
Fishguard に着きます。 Cardiff まで平均2時間。
London Euston 駅から Birmingham や Shrewsbury を経由してウェールズの中央を横断し、西海
岸に出るルート。鉄道は海岸に沿って北上します。 Aberystwyth まで約5時間(乗り換え有)、
終点 Pwllheli まで約6時間半(乗り換え有)。
同じく London Euston 駅から Chester を経由して北海岸沿いに進む北ウェールズへのルート。
先端の Anglesey 島にそのまま渡り、こちらもアイルランドに向かうフェリー港 Holyhead に着
きます。Holyhead まで直通列車なら約4時間。
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コーチ(長距離バス)で
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London からそれぞれのエリアに向けて路線があります。
Cardiff へは日に10本、所要時間3時間、中部の Aberystwyth へは日に1本で7時間(乗り継
ぎあり)、北部の Bangor へは日に1本で8時間が、それぞれ平均の数字です。
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車で
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北部へは北海岸沿いのA55か山間を抜けるA5で。
中部へは高速道路M6からM54号線に乗り継いでShrewsburyから入っていくルートなど。
南部へは高速道路M4号線で。
これらの幹線道路は大丈夫として、ウェールズに入ってからの多くの道路は山間の道路も海沿い
の道路も共に風光明媚でかつスリルあふれる道中となるはずです。
わき見には注意し、また放牧地からさまよい出る羊や馬にも油断のないようにしましょう。
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