BREAKFAST & TEA TIME


ウェールズで一番たくさん食べた物、それは
やっぱり朝食でしょう。Welsh full breakfast
 は英国の他の地方と同じくB&Bの大切な要
素だけあり、たっぷりボリュームある食事で
す。定番メニューは、オレンジジュース、三角
に切ったトースト、シリアル数種、そしてメイ
ンとして目玉焼き、ベーコン、ソーセージ、マ
ッシュルームのソテー、焼いたトマト、ベイク
トビーンズ。あとはポットの紅茶。このへんを
標準にあとは少しずつバリエーションがある、
という感じです。残さず全部食べれば、もう昼
食はパスしてもいいくらい満腹になります。
ベーコンはいわゆるショルダーベーコンのことが多
く時々びっくりするくらい塩辛いものも。ソーセー
ジは日本のとかなり食感が違いますが、これもなじ
むとおいしいものです。焼きトマトも初めて見た時
はぎょっとしましたが、今では家でも作るくらいお
気に入り。ジャムは各種ありますが、手作りのが出
るとやっぱり嬉しいものです。タマゴは自分で塩を
かけるようになってますが、ベーコンやベイクトビ
ーンズと一緒に食べれば塩気も酸味も足りるので使
うことはほとんどないですね。
メインの前にセルフサービスでスターターをとるの
ですが、ヨーグルトや生フルーツまで揃っているこ
ともあります。豪華版ですね。
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朝食の次に楽しみなのはティータイム。一見パブかな、
と思われるような店にも「Tea あります」みたいに表示
があったりして、歩き疲れたあたりで迷わず飛び込むこ
とも。右のは Betws-y-Coed でパブ・レストラン・ゲス
トハウスを兼ねた店で宿探しのついでにいただいたクリ
ームティー。フラッシュでとんでしまってますが、スコ
ーンにイチゴジャムと生クリームが添えてあり、さらに
生のイチゴが飾ってあります。ウェールズではクリーム
ティーにクロテッドクリームが付くことが少ないかも。
でもこの生イチゴ添えはおいしかったですよ。紅茶込み
で一人£2.25でした。
左のティールームは Llanrwst の町中で見つけた店です
が、ごらんの通り、中はアンティークショップを兼ねてい
て、奥の壁際に並んでいるものや天井の梁にぶら下がって
いるものは全部商品。値札が付いています。このテーブル
や椅子もなかなか古そう。隣の部屋は古本屋で、こっちも
すごい時代がかってました。店自体も1598年築、と書いて
あったし。今もやっていればぜひ訪れてほしいです。
Pickwicks という名前で Bridge St.にあります。
5時を回っていましたが、アフタヌーンティーのセットを
頼み、サンドイッチとケーキは自分で選べたのでタマゴ、
野菜のサンドと、スコーンとバラ・ブリス(ウェールズ名
物のフルーツケーキ)にしました。客は我々だけで(少な
くともティールームは)ご主人がすぐ横のキッチンでぱぱ
っと作ってくれたのですが、この時のサンドイッチは英国
で食べた中でもナンバーワンだと断言します。





TAKEAWAY & REFRESHMENTS


店頭で買ってお持ち帰りにする軽食、それがテイ
クアウェイです。定番はやっぱりこの fish&chips
でしょう。若いお兄さんからおばあさんのグルー
プまで、いろいろな人が嬉しそうな顔で買って行
きます。海沿いの町ではまず間違いなくおいしい
ので買いそこねると口惜しいくらいです。ごらん
のように魚よりチップス(フライドポテト)のほ
うがたいていは多いです。さめないうちに全部食
べ終えるのが難しいくらいの量です。受け取る前
に酢と塩をかけてもらいますが、特に酢はたっぷ
りね、とお願いします。マヨネーズやしょうゆを
試したこともありますが、なぜかこの塩と酢(モ
ルトビネガー)が一番合う気がします。
左はアングルシー島の Llangefni の町にある店
ですが、入口が二つあるのは見えるでしょうか。
左側は店内で食べるほう、右はテイクアウェイ専
用で、同じものでも値段が違います。魚を持った
黄色い服のおじさんはこの店の名物看板です。
以前、買った fish&chips を持って宿に向かうバ
スに乗った時、他の乗客や運転手さんに動揺が走
ったことがあります。いい匂いにみんな明らかに
そわそわしてるんです。こっちも我慢できず、包
みからチップスを1本また1本とつまみ食いしな
がらになり、宿に着いた時にはほとんど残ってい
ませんでした。やれやれ。





PUB LUNCH


Bangorのとあるパブでランチをとりました。バーエ
リアは左の写真の通りとても伝統的で重厚な様子で
すが、食事エリアは窓が大きくとられた明るいスペ
ースで、このメニューの具合を見てもほとんど日本
のファミレスのイメージでした。
下の写真はローストビーフ。ボリュームもあるし野
菜とのバランスも良かったです。







最後にお菓子類
子連れだとある意味欠かせないのはお菓子。日本
からもオミヤゲの意味も含めて持って行きますが
もちろん現地でも次々と買い足していきます。気
が遠くなるほど種類があるのはチョコレート。特
にチョコバーは、大人も子供も(いやむしろ大人
のほうが)中毒ではないのかと思うほど常に手に
している様子。おいしいけれど甘すぎるものがほ
とんどですね。列車で乗り合わせた人とお菓子交
換をしたことも何度か。子連れ同士で。英国では
珍しくないジンジャービスケットをもらった時は
ちょっと困りました。向こうは小さな子が平気で
食べているのにこっちは食べられなくて。こっそ
り私がいただきましたが。
ウェールズで忘れていけないのはアイスクリー
ム。牧畜の国だけあって新鮮なおいしいミルクを
使った地元のアイスクリームは本当にうっとりす
るくらいの味です。初めて食べた時、普通のパン
屋さんの片隅で売っていたのを一つ食べて驚き、
取って返してもう1回買ってしまったほど。
それから、これはオミヤゲ系ですが、ご当地棒つ
きキャンディー。水仙やレッドドラゴンのを見た
時は「欲しい! でも絶対帰るまでに砕けちゃう
な」と思いましたね。形はある意味リアルに作っ
てあるのですが日本の飴細工の飴よりずっとぼろ
ぼろ壊れやすい柔らかい飴なもので。話題の種に
一度買ってみたいとは思ってますが、金太郎飴タ
イプのロック(という飴)で我慢しています。こ
っちは折れてもダメージ少ないし。






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